中国製餃子
昨年1月から今年1月にかけ中国で作られ輸入された冷凍餃子から有機リン系薬物が検出され、これを食べた千葉・兵庫・三重在住の方が下痢や嘔吐などの中毒症状に見舞われ中には一時重体になる人も出るなどした事件があり、中国の「天洋食品」から輸入した各社のお客様相談室には苦情の電話が鳴り響いているそうです。
今回、検出された薬物はメタミドホスというもので、アブラムシやダニ類の駆除に効果が高く、農業用の有機リン系殺虫剤としてこれまで中国では幅広く使われてきました。しかしこのメタミドホスは、人が摂取すると神経に影響を及ぼし、頭痛、吐き気、食欲不振、腹痛、下痢、瞳孔縮小などの症状がでて重篤な場合は肺水腫、呼吸困難を引き起こし死に至るらしいです。
白アリ対策工事で、今現在でも多くの所で行われている薬剤を使うやり方では、土壌に撒いたり木部に浸透させたりした薬剤が揮発して室内に入り、呼吸により体内に取り入れてしまう可能性があります。それは今回の劇薬の入った餃子を食べることと本質的に違いはないと言えます。一般に使用されている白アリ駆除剤は、住宅においては農薬取締法と薬事法の適応外になるのでほとんど野放しの状態で農薬が使われているのが現状です。
当社では薬剤を一切使わない無毒性で人体に安全なヘルスコ・キュアー(NPO法人日本自然素材研究開発 協議会 認定商品)を使用しおります。
絆ハウスの住宅は安心して住んでいただけます。